2006年1月15日 (日曜日)

『100万回生きたねこ』

100万回生きたねこ 』佐野洋子さん著

私が1等大好きな絵本です。

静かで、寂しさをも抱え込んでしまうやさしさにつつまれた本です。

ただ、与えられた命をなんとなく生きて、死んでいって、、愛情はたくさんもらってても気づかずに、だから、心が動かなかった主人公(猫)の過去生たち。

100万回目の生で、やっと気になる人(猫)に出会い、相手の事を考えられるようになって、心を知らず知らずに育てていった主人公(猫)。

それは、いつしか愛の花を咲かせていました。そして、幸せな時は過ぎていきました。。

誰しもみんな死ぬように、大切な人(猫)にも訪れた死。。

100万回目の生を生きる主人公(猫)は、はじめて、愛しい人(猫)を失う悲しみ、寂しさを知ったのです。

でも、心は愛の中にありました。。

精一杯、愛して生きた生に後悔はありませんでした。

はじめて、愛する事を知った主人公(猫)は、もう決して生き返りませんでした。。

この猫の過去生、与えられた命をただ生きることだって、決して恥じるものじゃないし、りっぱな人生(猫生)ですよね。

だって、他の者に迷惑かけてないし、この猫を大切に思った人には、愛する感情を芽生えさせてあげてるし。。

でも、愛を知った主人公(猫)の心は、今までとはくらべものにならないくらい輝いていました。

そう。なんでも、そう。。気づかなければ、なにもスタートしない。

気づけば、どんどん良い方に変わっていける。成長していける。。

この本を読んだら、いつも涙がでちゃうけど、

「よかったね。愛せてよかったね。幸せになれてよかったね。」

そうつぶやいてるから。。

だから、この涙は悲しみの涙なんかじゃなくて、心に沁み込む、感動の涙みたい*^-^*

*:..。o○☆mahalo

yoshie

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